

今世界では、毎年150万人以上の子どもたちがトイレと汚れた水の問題から下痢をわずらい、脱水症状などで命を落しているという事実があります。途上国では、もともと充分な栄養の摂取自体が難しい上に、水と衛生の問題が引き起こす下痢は子供たちの栄養の摂取をさらに妨げ、また抵抗力の低下を招いてマラリヤやさまざまな病気に対する抵抗力を奪い、尊い命を危険にさらす元凶となっています。
また、トイレと給水設備の無い学校は、さまざまな問題から、子どもたちの学業の時間を奪ったり就学率の低下を招いたりしています。
つまり、水と衛生の適切な知識と設備の普及、生活習慣の改善・定着は、厳しい環境に生きる途上国の子どもと家族の、命と健康を考え、将来への道を切り開く上で最初の一歩と言うべき、深刻かつ緊急な問題といえるのです。