支援対象国 東ティモール

国の概要

東ティモール民主共和国は、2002年5月に独立したアジアで一番若い国です。人口はおよそ100万人。国土面積は14,000ku。日本の首都圏=東京・千葉・埼玉・神奈川の1都3県を合わせたほどの広さの国です。美しい海に囲まれたこの国は、18歳未満の人口が国民の約50%と若々しい活気にあふれていますが、独立前後の混乱で、もともと乏しかった国内のインフラに激しい打撃を受けてしまい、家を失った国内難民の問題も深刻です。建国以来、国際社会の協力を得ながら国づくりが進められていますが、現在国民の10人に4人以上は、一日1〜2米ドル以下の生活を強いられています。

水と衛生の問題

5歳未満児の死亡率は出生1,000人あたり130人に及び(※) 、アジアの中でも子どもの生存が厳しい国のひとつです。汚れた水とトイレの不備から、5歳未満の子どもの5人に1人が下痢をわずらっています。特に農村部のトイレと水の環境改善は緊急の課題であり、2006年のユニセフの調査では、農村部人口の77%がトイレを利用できない環境にあること、61%の学校がトイレと給水設備の改善を必要としていることが分かりました。

(※ユニセフ東ティモール事務所調べ)

産業と文化

主要な産業は農業です。米、とうもろこし、いも類、ココナッツの他、輸出向けの特産品としてコーヒーの栽培に期待が寄せられています。

東ティモールのコーヒー栽培は、農薬や化学肥料を使わない、伝統的な自然農法で進められています。現在は、NGOなどが豆の品質向上を支援しています。東ティモールで栽培されたコーヒーは、日本でも手に入れることができます。

また、東ティモールの文化のひとつとして、伝統的な民族舞踊があります。みなで輪になって大地を踏みしめながら踊ります。東ティモールの人たちにとって踊りはとても身近なもので、結婚式の披露宴などでも欠かせません。

東ティモール大使からのごあいさつ
アルベス大使

今回、わが国への協力支援の一環である、nepia 千のトイレプロジェクトが立ち上がったことを大変うれしく思います。また、日本の皆様へ、心より御礼申し上げます。

今回のプロジェクトにより、子どもたちの心身の発達に良い健康的な環境が整うことになります。東ティモール国民の心にはこのプロジェクトに対する感謝の気持ちが末永く生き続けることでしょう。また、王子ネピアおよびユニセフからの今回の大きなご支援とご尽力により、わが国の子どもたちは自信を深め、笑顔で胸を張って未来に向かって進んで行くことでしょう。

「企業である王子ネピアが、利益の一部を困っている人々に役立てる」という話を伺ったとき、私の心は、喜びの気持ちで満たされました。これは愛と思いやりのあらわれ、王子ネピアの存在の根底にある「他者への奉仕」のあらわれです。この地球に私たちが存在している理由はお互いに奉仕し助け合うことにあります。また、王子ネピアも、日本の消費者の皆様からのご支援とお力添えがあってこそ、このプロジェクトを実現できるのだと思います。王子ネピアそして日本の消費者の皆様に改めて御礼申し上げます。

nepia 千のトイレプロジェクトは、日本の皆様と東ティモールの国民をつなぐ「絆」です。nepia 千のトイレプロジェクトの進展によって、この「絆」がさらに強いものになっていくことを願ってやみません。

駐日東ティモール大使のサイン

駐日東ティモール大使
ドミンゴス・サルメント・アルベス

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